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ロータスクァルテット日本公演

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昨夜はドイツを拠点に世界的活躍を続ける弦楽四重奏団、
ロータスクァルテットの日本公演を聴きにいってまいりました。
久しぶりにどっぷりクラシック、ドイツ音楽の真髄、
ベートーベン&ブラームスプログラムです。
ヴィオラの山碕智子さんは、学生時代めちゃお世話になった、
憧れの先輩なのです。FBを通じてコンタクトはとっておりましたが、
お会いできて先輩の演奏を聴くのは本当に久しぶり、大感激でございました。
昔も今も変わらずぶれないともさんかっこよすぎます...
以前、「センパイの輝かしい活動に心躍らせております。」といった
内容のメール送ったら、こんなお返事が...
「輝かしい活動なんてことはないよ、笑。
やりたいことを続けたい一心でがんばっています、というか
がんばらなきゃという感じで毎日過ごしています。みんなそうだよね、笑!智」
昨夜のロータスクァルテットの演奏、
第一音から私の目頭が熱くなったのは言うまでもありません。

〜ロータスクァルテット〜
vln.小林幸子 マティアス・ノインドルフ vla.山碕智子 vlc.斉藤千尋
本場ドイツに渡り、シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学。戦後ドイツを代表する弦楽四重奏団として、世界にその名声を轟かせたメロス弦楽四重奏団に師事。 すでに日本国内での活躍が約束されていた若い音楽家たちが、そのキャリアを断ち切って、弦楽四重奏という深遠、厳格な世界を極めるべく、そろってドイツに留学してしまったことは過去に例がなく、大きな注目を浴びた。
 メロスは勿論のこと、アマデウス弦楽四重奏団やラ・サール弦楽四重奏団など、二十世紀を代表する名カルテットの厚い薫陶と信頼を一身に受けたロータス・カルテットは次第に本場ヨーロッパで頭角を現した。
 1997年4月、難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞を、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞を受賞。さらにドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位に輝く。このコンクールにおける弦楽四重奏部門での第1位受賞は、ロータス・カルテットの師である、メロス弦楽四重奏団以来の快挙であった。これを機に、ワーナー・テルデックと録音契約を結び、CDを世界にリリースするなど、以後今日までシュトゥットガルトを拠点に極めて充実した演奏活動を展開している。
 すでに引退して久しいアマデウス弦楽四重奏団に続いて、メロス弦楽四重奏団も第1ヴァイオリン奏者のウィルヘルム・メルヒャーが2005年に逝去したことにより、その輝かしき業績に遂に終止符が打たれた。
 ロータス・カルテットはメロス弦楽四重奏団のために予定されていた多数の公演を代役として、あるいはメロスの残されたメンバーとの合同演奏により救援するなど一層多忙を極めることになるとともに、アマデウスやメロスの伝統を全く正統に継承して活動を続ける貴重な弦楽四重奏団として、本場ドイツにおいて安定した評価を得る成熟した弦楽四重奏団に成長した。 また2005年からはロータスと同じく、メロスやアマデウス、ラ・サールに学んだシュトゥットガルト弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者を長年務めたマティアス・ノインドルフがロータス・カルテットの第2ヴァイオリン奏者として加入することになり、更なる注目と期待を集めている。
 2006年には久々に“来日”し、シューマン没後150周年を記念して、東京と関西で『シューマン:弦楽四重奏曲全曲演奏会』を開催。今や欧州各国においても世界的水準と評されるその高い演奏力が絶賛を博すのみならず、同時期にリリースされた『シューマン:弦楽四重奏曲全集』CDが平成18年度 文化庁芸術祭 優秀賞を受賞した。
 2008年にはベートーヴェン:ラズモフスキー・セット全曲演奏会を含む、10公演に及ぶ日本縦断ツアーを行い、各地で絶賛を博した。
 ロータス・カルテットは、東京クヮルテット以後、日本が生んだ国際的な常設弦楽四重奏団として唯一の存在であり、ドイツにおける弦楽四重奏の伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在である
by kana-violin | 2012-12-04 03:25


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